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東方の海

サブカル考察など。

Windows Vista~Windows 10で古いPCゲームなどで、アプリケーションのセーブファイルがプログラムフォルダ直下に保存されているはずなのにない場合のファイルの発見法です。

ずばり、
  • ユーザーアカウント制御(User Account Control: UAC)が有効である
  • 該当プログラムフォルダにフルコントロール属性がない
  • 32bitアプリケーションで読み書きする
  • 管理者権限で起動しない
場合、OSフォルダやHKEY_LOCAL_MACHINEキー以下に書き込みできず、それぞれ、
  • "C:\Program Files\hogehoge\"
    →"C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\hogehoge\"
  • "C:\Program Files (x86)\hogehoge\"
    →"C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\hogehoge\"
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\hogehoge\
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore
    \MACHINE\Software\hogehoge\
仮想化される。仮想化されると、そのアプリケーションからは元の場所にファイルが見えるが、実際は存在せず、エクスプローラーなど他のアプリケーションからは元の場所にそれらを発見できないことに注意が必要である。

参考文献

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2019.05.26 15:39 | コンピューター | トラックバック(-) | コメント(0) |
を参考にしつつ、設定可能な全項目の参考値(手元環境の工場出荷時値)を網羅し、変更が必要と思われる個所には推奨値を付した。
ちなみに、BIOS表示が例えば"A7636IMS V1.0 110109"のとき、
  • 1桁英字→BIOSメーカー(A=AMI、W=Award、P=Phoenix)
  • 4桁数字→モデル番号
  • 1桁英字→チップセット(as I=Intel、N=NVIDIA、A=AMD、V=VIA)
  • 2桁数字→対象ユーザー(MS=全ユーザー対応)
  • V1.0→バージョン
  • 110109→BIOS公開日
を表し、ファイル名が"A7636IMS.1A0"のとき、ピリオド以降は、
  • 1桁数字→メジャーバージョンの整数部
  • 1桁英字→メジャーバージョンの小数部(1→1、…、9→9、A→10)
  • 1桁数字→マイナーバージョン
を表す。

▶Standard CMOS Features

  • Date(MM:DD:YY):(1981/01/01)→(正しい日付を入れる)
  • Time(HH:MM:SS):(00:00:00)→(正しい時刻を入れる)
  • Hold On:All Error。ブート時にエラーが起きたときにブートを中止するかどうか。エラーが出ないのが最善なのでこのままでいい気がする。中止しないとエラーに気付かないまま使用してしまう。

▶Advanced BIOS Features

  • ▶Boot Sequence
  •   1st Boot Device:(HDD1)→(CD/DVDドライブ)推奨
  •   2nd Boot Device:(HDD2)→(HDD1)推奨
  •   3rd Boot Device:(CD/DVDドライブ)→(HDD2)推奨
  •   4th Boot Device:2.2TB Infnity→Disabledでいいと思う。
  •   2.2TB Infinity:Enabled→Disabledでいいと思う。現在のUEFIでも、2TBを超えるHDD/SSDからOSブートする場合はこれを1st(おそらくOSディスクより先であればよい)にする必要がある。現在はデータ管理リスク上、OSのディスクは500GB~1TB SSDか2TB以下のHDDにすべきであろう。
  •   2.2TB Infinity Timeout:Enabled。上をDisabledにするとこの項目は消える。
  •   Boot From Other Device:Yes
  • BIOS Flash Protection:Disabled。有効にするとBIOS更新ができなくなる。
  • Full Screen Logo Display:Enabled→Disabledがよい。無効にすると通常のPOST画面が表示される。POST画面だとBIOSセットアップ(Del)やブート選択(F11)のボタンが表示され、反応するタイミングがわかりやすく(USBコントローラーを読み込んでビープ音が鳴る頃)、もしもの時に便利。
  • Quick Booting:Enabled。OSインストール時や内蔵デバイス追加時は必ずDisabledにする。環境によっては通常時も無効でないといけない場合、常に有効でないといけない場合もあるらしい。
  • Boot Up Num-Lock LED:On。起動時にNumLockをオンにするかどうか。
  • IOAPIC Function:Enabled
  • MPS Table Version:1.4
  • Primary Graphic's Adapter:PCI-E。通常はPCI-E x64ポートにグラフィックカードが挿してあるので、それを指定する。グラフィックカードがない場合はInternal(オンボード端子)を指定する。
  • PCI Latency Timer:64
  • HPET:Enabled

▶Integrated Peripherals

  • USB Controller:Enabled
  • USB Device Legacy Support:Enabled。無効化してはならない。ブランドロゴ表示画面または自己診断(POST)画面でキーボードやマウスなどのUSBデバイスが読み込まれる。無効にするとBIOS設定をするのにPS/2接続キーボードを使うかCMOSリセットする必要があるかもしれない。
  • Onboard LAN Controller:Enabled。オンボードのLANコントローラーを有効にする。Wifiで済ませる場合でも有効にしないといけない場合もあるかもしれない。
  • LAN Option ROM:Wake on LANで外部からPCを起動する機能。企業などで役に立つかも。
  • HD Audio Controller:Enabled。サウンドカードを使わない場合は必要。
  • ▶On-Chip ATA Devices
  •   PCI IDE BusMaster:Enabled:完全にIDEを使っていないなら無効化しうるがEnabledでいい気がする。
  •   On-Chip SATA Controller:Enabled
  •   RAID Mode:IDE→AHCI推奨。SATA環境でIDE設定を混在させるのはトラブルの元。
  •   ▶AHCI Configuration:全てAuto。いじらない方がよさそう。
  • ▶I/O Devices
  •   COM Port 1:3F8/IRQ4
  •   COM Port 2:2F8/IRQ3
  •   Parallel Port:378。Line Printer port 1として用いられる。
  •   Parallel Port Mode:Bi-Directional

▶Power Management Setup

  • ACPI Function:Enabled
  • ACPI Standby State:S1→S3推奨。
  • Power LED:Blinking。上をS3にすると出現。
  • S4/S5 PowerOn Wait (Sec):1-2
  • Restore On AC Power Loss:Off。電源コードを抜いて挿したとき、もしくは停電から復旧したときの挙動。サーバーならOnやLast Stateでいいと思われるが、通常使用では危ないのでOffに。
  • ▶Wake Up Event Setup
  •   Wake Up Event By:BIOS
  •   Resume From S3 By USB Device:Disabled
  •   Resume S3/S5 By PS/2 Keyboard:Disabled
  •   Resume S3/S5 By PS/2 Mouse:Disabled
  •   Resume By PCI or PCI-E Device:Enabled→Disabled推奨。
  •   Resume By RTC Alarm:Disabled

▶H/W Monitor

  • Chassis Intrusion:Disabled。ケースの蓋開閉センサーを付けた場合は有効にしてもよい。蓋が空いている場合はOSを起動しなくする。センサーがない場合やセンサーが壊れた場合もそうなると思われるので、よほどリスクのある環境でない限りは使わないほうがいいような気がする。
  • CPU Smart FAN Target:Disabled→50推奨。
  • CPU Min.FAN Speed(%):62.5→37.5推奨。上記をDisabled以外にすると出現。
  • SYS FAN1 Control:100%。CPU付近にある端子だがCPUファンとは別。通常は刺さっていない。
  • SYS FAN2 Control:100%。GPU付近にある端子だが通常は刺さっていない。

▶Green Power

  • CPU Phase Control:Auto

▶BIOS Setting Password

  • U-Key:Disabled。BIOSパスワードを使うかどうか。有効にするとBIOS画面に入るときにパスワードが必要になる。よほどリスクのある環境でない限りは以下略。パスワードを忘れた場合はCMOSリセットでリセットされる。メーカーによっては初期パスワードが設定されていることもあるらしく、検索すると色々出てくる。
  • Change Supervisor Password:BIOSパスワード変更。

▶Cell Menu(CPU・メモリの設定とオーバークロック)

  • ▶CPU Feature
  •   Intel EIST:Auto
  •   Intel C-State:Enabled
  •   C1E Support:Enabled
  •   OverSpeed Protection:Enabled
  •   Hyper-Threading Function:Enabled
  •   Execute Bit Support:Enabled
  •   Set Limit CPUID MaxVal to 3:Disabled
  •   Intel Virtualization Tech:Enabled 
  •   Intel VT-d Tech:Desabled→Enabled推奨。CoreシリーズのCPUのほとんどは対応。
  • Active Processor Cores:All
  • Intel EIST:Auto
  • C1E Support:Enabled
  • Adjust CPU Base Frequency (MHz):133
  • Adjust CPU Ratio:22
  • Auto OverClock Technology:Disabled。オーバークロックは基本的にやめましょう。対応していないCPUでもできなくはないと思うが不安定になりそう(やったことないので偏見)。
  • DRAM Timing Mode:Auto
  • Extreme Memory Profile(X.M.P.):Disabled。メモリのオーバークロックの設定。基本的にやめましょう(同上)。
  • Memory Ratio:Auto
  • QPI Ratio:Auto
  • ▶ClockGen Tuner
  •   CPU Amplitude Control:800mV。オーバークロック時に上げうるが基本的に以下略。
  •   PCIE Amplitude Control:800mV。オーバークロック時に上げうるが基本的に以下略。
  • Adjust PCI-E Frequency (MHz):100
  • Auto Disable PCI Frequency:Enabled
  • Spread Spectrum:Enabled

▶M-Flash(USBフラッシュメモリからのBIOS更新)

  • M-Flash Function as:Disabled。更新時には、FATまたはFAT32のUSBメモリのルートに、ダウンロードしてきた"A7636IMS.1A0"のような名前のBIOSファイルを置き、挿した状態で起動してBIOS画面に入ると認識される。「BIOS Update」からメモリ→ルート→該当ファイルを選択し、"Yes, Update BIOS"を選択するとBIOSアップデートが始まり、20秒ほどで完了する。アップデートはアップデート中にUSBを抜いたり電源が落ちたりするとマザーボードが復旧不可能になる。
  • Save File Name as:A7636IMS。変えないこと。
  • Save Extend File Name as:1A0。BIOSバージョンが1.10なので16進数でA。変えないこと。
  • Start to Save File:押すとUSBメモリに現在のBIOSファイルが保存される。が、書き出しも怖いので基本的に使わない方がいいでしょう。

▶Overclocking Profile

  • 通常は全部Noneにしておきましょう。
  • OC Retry Count:5

▶Load Fail-Safe Defaults(最小構成)

いわばBIOS版のセーフモード。

▶Load Optimized Defaults(最適構成、工場出荷時)

通常リセット時はこちらを読み込めばよい。

▶Save & Exit Setup(F10)

保存せずにブートに進む。

▶Exit Without Saving(Esc)

保存して再起動する。
2019.05.03 03:06 | コンピューター | トラックバック(-) | コメント(0) |

真夜中に「アア…オワッタ…」ってなりました。GWが潰れた。


BIOSアップデートするか~と思ってアップデートしたらWindows10が起動しなくなりました。
エラーコードは「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」。
HDDだしBIOSアップデート直後だし、物理的破損の可能性は低く、BIOS更新失敗か、OSブートファイルの破損か。BIOS更新失敗であればマザーボード終了である。いずれにしてもデータは取り出せると思われるが、「完全に動作する状態」のパソコンではなくなり、PC買い替えの可能性が浮上した。

まず、
あたりを参考にした。ちなみにRAIDは組んでないし元々RAID modeはIDEにしていたので意味なし。

積んだ。


と思ったら、そういえばBIOSアップデート後の起動で「CMOS Checksum Bad」というのが出ていたのを思い出した。

Press F1 to Run SETUP
Press F2 to load default values and continue
というのが出ていた。最初はF1を押していたが、再度BIOSアップデートをしてF2を押せばどうか?と思ってやってみたら、1回は成功!だが再起動するとまたINACCESSIBLE BOOT DEVICEに…。

あれ?これもしかしてOSのブートシステムがやられたのか…?


boot.iniの破損でもブートしなくなるらしいようで、C:\直下にも%systemroot%にもブートファイルっぽいものが存在しない。これは怪しいと思って、いろいろ調べてみると、
この辺は試しても役に立たなかった。
2つ目のリンクについて、今回とは違うようだが、「CRITICAL_SERVICE_FAILED」では、”起動オプションで「ドライバー署名の強制を無効にする」か「起動時マルウェア対策を無効にする」を選択”で起動成功し、また起動しようとすると起動せず無限修復試行ループになる、というのは似ていると感じ、Windowsの不具合っぽさが高まった。この場合の解決法はWindowsの上書きインストールであった。3回再起動するのは不安だが、これでやるしかないのか?
を試したがだめで、"bootrec /scanos"をしても「Windows の インストールとして認識された合計数: 0」のままだった。
については、\fixbootのみ試していないことになるが、なんかもういいやという感じになった。
いずれにせよ、長年使っていてシステムファイルは混沌を極めていると考えられたので、C:\の個人ファイルを全てD:\に移し、Windowsの上書きインストール(個人ファイルを引き継げる)を試すことにした。
1回目の再起動は成功。しかし、2回目の再起動で「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」の画面になった。終わりだ。
マザーボードの電池を取り出してみたが、バッテリーチェッカーでまだ電池残量はある。再びCMOSリセットして設定して起動しようとしたが、やはりINACCESSIBLE_BOOT_DEVICEのブルースクリーンになった。
面倒になったのでクリーンインストールを決意。これでだめなら、BIOS画面は正常でもマザーボードが故障してしまったということにしたい。とりあえずRAIDはAHCIにし、Fast Bootはdisabledにした。インストールメディアからの起動がEFI扱いだったので、
を参考に、インストールUSBでブートしてディスクをcleanしてGPTに変換してから容量確保した。すると、ボリュームがシステムとプライマリに分かれ、環境がUEFIに対応していないためかGPTディスクではなくMBRディスクに戻った。気を取り直して、プライマリにインストール開始。なお、USB周辺デバイス(有線キーボード、Wifiマウスレシーバー、Wifiアンテナ)はクリーンインストール前と同様に接続したままにした。再起動後にUSBを挿しっ放しにしておいたら起動しなかったため、再クリーンインストール。10秒後に再起動というところになり、再起動直後の画面表示前にUSBを抜いたら行けた。「デバイスの準備をしています」で終わったらまた自動で再起動。しばらく「お待ちください」が出て、設定画面に移行した。
初期設定だが、知る人ぞ知る罠がある(まずローカルアカウントで英語ユーザー名で作成してからMicrosoftアカウントに切り替えるべきである)。これについては、
を参考にした。以下、設定。
  • 地域→日本
  • キーボード→Microsoft IME
  • 2つ目のキーボード→スキップ
  • ネットワーク→(Wifiで家のブロードバンドに接続)
  • 設定する方法→個人用に設定
  • Microsoftアカウント→オフラインアカウント
  • 代わりにMicrosoftにサインイン→いいえ
  • このPCを使うのは誰→故障前に使っていた英語ユーザー名を入力
  • パスワード→この段階では入力せず次へ
  • Cortana→同意(拒否でもよい)
  • アクティビティの履歴→いいえ(はいでもよい)
  • デバイスのプライバシー→全てはい(自由に変えてよい)
「これには数分かかることがあります」で待機。
  • Edgeのニュースフィードの言語→日本語
早速Edgeを閉じた。とりあえずWindowsは起動されたが再起動してブルースクリーンにならないかが問題だ…。なんとグラフィックボードGeForceのドライバも自動でオンライン取得してインストールされた。すごいなWindows10。なお、グラフィックドライバの更新を適用するには再起動が必要だと表示されたので、ディスク書き込みが落ち着いてから再起動をかけた。
すると…。

再起動成功!!今のところ問題ない、いいぞ…っ!!


ここで、
を参考に、デジタルライセンスが有効であることを確認した。元々はWindows7から無償アップグレードしたものだが、ハードウェア構成がほぼ同じ状態ならば、無償アップグレードしたライセンスでもWindows10をクリーンインストールしてライセンスが保たれるという事例になってしまった。

これは勝ちでは…!?!?


教訓
  • 不都合のないBIOSのアップデートは極力避けるべきである
  • BIOS設定はしっかり覚えておくべきである
  • OSブートが深刻に破壊されるとOSクリーンインストールするしかなくなる。
  • 個人用データはCドライブ以外に保存し、Cドライブはシステム専用にすべきである。
  • いつ壊れてもいいように個人用データのバックアップを取っておくべきである。

ポジティブな副作用
  • OSドライブに溜まっていた個人データを無理やり整理する時間が作れてデータ整理が捗った。
  • 最新バージョンにクリーンインストールすることでOS起動が高速化した。
  • OSドライブのシステム領域を整理することができた。
  • Cドライブをシステム専用にしたことで、CドライブだけSSDに換装してSSD OS+HDD Dataの構成にするのが楽になった。今度SSD換装したくなった。
  • BIOS/UEFI、MBR/GPTに対する知識が深まった。
2019.05.02 04:35 | コンピューター | トラックバック(-) | コメント(0) |

HDDをSSDに換装する一部始終

ノートパソコンのHDDをSSDに換装したので、手順をまとめた。

SSDクローンのために今回用意したもの

  • SSD:Samsung SSD 500GB 860EVO(8000円弱・Amazon)
  • UbiUkiのUSB3.0の2.5インチHDD/SSDケース(1600円弱・Amazon)
  • EaseUS Todo Backup Free 11.5.0.1(無料版)

SSDケースについて

利点:USB3.0対応、7mm/9.5mm厚両対応、安価、蓋を閉じられロック可能(SSDクローン後に取り出したHDDを外付けとして使いやすい)、デザインが良い、販売実績のある製品の改良版である
欠点:内部端子が傾いているという評価あり、接触不良の評価あり、給電不安定という評価あり、接続が長時間保てず突然切れるという評価あり、SSDが破壊されたという評価あり、筐体がプラスチックなので落とすと壊れやすそう
なお、欠点に挙げたものについては、どのSSDケースに関しても同様の評価が散見された。そのため、SSD破損については、突然の接続切断による論理障害(NTFSシステムにおける)が主で、次いで過電圧や逆起電圧からの保護ができないことによる突然の接続切断による物理障害が生じると想定した。
今回はHDDを外付けにする予定であり、Windows10における取り出しは最近話題となった「クイック削除」(遅延書き込みを行わない)を用いることとしたため、SSDの破壊リスクは低いと考えられた。

860EVOについて

  • 総書き込み量(公称):300TBW
  • 製品保証:2400TBWまたは製造3月後5年の短い方まで保証
であるからして、以下の理論値が算出される。
  • 書き込み回数:600回
  • 書き込み耐用期間:40GB/日で7500日(約20.5年)
ただし、以下について考慮する必要がある。
  • 確率は低いが5年以内に壊れる可能性もある
  • 実際の書き込み回数は保証書き込み回数よりも数倍余裕がある
  • SSDの過電圧(主に落雷)に対する耐久性はHDDよりも低い
  • 静的データ(OSやアプリケーションなど)の容量の割合だけ耐用期間が減少する
よって、バックアップを取ることは必須であり、とりあえず交換は早くて10年後でよいと考えた。

SSDクローンについて

事前に調べて、MBR/GPTはクローン元とクローン先で同じにしないと失敗するということであった。クローン元のHDDはGPTであり、クローン先SSDも同様にGPTを選択することにした。
SSDを接続してから、コントロールパネル(スタートメニューで"cp"と検索)>「システムとセキュリティ」>「管理ツール」>「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」を開くと、「ディスクの管理」ウィンドウが開き、新規SSDのシステムをMBR/GPTから選ぶウィンドウが出たので、GPTを選んだ。
次に、EaseUS Todo Backupで見ると、外付けしたSSDはUSB接続・フォーマット不明となっていた。詳細設定では、「SSDに最適化」は有効にし、「セクタバイセクタクローン」は無効にした。元のHDDはメインOS領域・復元用領域を含めて9パーティションあり、結果的には無事にそのままクローンされることになった。
SSDとノートパソコンの接続にはUSB3.0ポートを使用したが、最近のWindows Updateで「クイック削除」がデフォルトになっており、安全を考えてそのままにしたため、クローンはCドライブ267GB(457GB中)で155分かかり、平均転送速度は概算で28.7MB/sとなった。論理障害ではSSDをフォーマットすればよいと考えると、わざわざ遅い「クイック削除」を使わずに「高パフォーマンス」(書き込みキャッシュ有効)にすればよかった。
クローンが完了したら、早速SSDをHDDと換装し、電源オン…と思いきや、最初電源が付かなくて焦った。電源ボタンを長押ししたり、ディスプレイを開閉したり、電源に接続したりをしているうちに、いつの間にか電源がついてログオン画面が表示されていた。クローンは無事に成功していたらしい。
SSDでログオン後、Google Driveのフォルダ再設定とiCloudの再ログインが必要となった。デバイス構成で個人を認証しているサービスは再設定が必要なようだ。Windowsのユーザー認証をやり直すことにならずに済んだのはありがたい。

SSDの利点と欠点

SSDにしたメリットとしては、以下がある。
  • 起動時間の短縮(エクスプローラー起動まで約3分→約30秒)
  • 静音化(HDD回転音がなくなり大きく改善)
  • 省電力化・バッテリー持ち延長
  • 落としてもデータは壊れないという安心感
  • 地震や浸水でもSSDが物理的に割れない限り壊れないという安心感
一方でSSDの最大のデメリットは、HDDでは意識していなかったが、やはり書き込み回数制限であろう。総書き込み量のほとんどは、主にOSやブラウザのキャッシュが食いつぶすと考えられ、対策が必要である。最も有効な対策方法は、RAMディスクを使用することである。8GBメモリのうち、1GBをRAMディスクにすることとし、TEMPフォルダ、Chromeキャッシュ、Firefoxキャッシュを移動することにした。

RAMディスクの作成

RAMディスク作成ツールは、ImDisk Toolkitを選択した。
無料のRAMディスク作成ツールならImDiskがオススメ
を参考にした。
インストールオプションのチェックボックスは全てオンにした。
「RamDisk Configuration」を起動した。
「Basic」タブは1GBとし、「Allocate Memory Dynamically」はオフにし、「Launch at Windows Startup」と「Create TEMP Folder」はオンにした。「Set TEMP variables...」から変えられるTEMPの環境変数は、ユーザー変数のTEMPとTMPだけデフォルトの"%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp"から"R:\Temp"に変更した。少し下で述べるようにImDiskの起動はシステムより遅いので、念のためシステム変数はデフォルトの"%SystemRoot%\TEMP"のままにした。
「Advanced」タブでは「Quick Format」をオンにし、「Use AWE physical memory」をオンにした(環境によってページングファイルが優先して消費されてRAMディスクの意味がなくなる場合があるため)。
「Data」タブでは、「Load Content from Image File or Folder」を"C:\ramdisk"とし、"C:\ramdisk"フォルダと"C:\ramdisk\Temp"フォルダを作成した。
また、警告が出たので、Windows10の高速スタートアップをオフにした。通常シャットダウン/高速スタートアップは、Windows10のシャットダウンでデフォルトになった方法で、休止状態/再開とほぼ同じである。デバイスやOSカーネルの状態を休止状態ファイル("C:\hyberfil.sys")に書き込み、起動時にデバイスやメモリの初期化を行わないことで、OSの起動を速くするものである(Shiftを押してシャットダウンするとその場限りで高速シャットダウンでない完全シャットダウンができる)。それゆえ、シャットダウンのたびに休止状態ファイルの書き込みが行われ、ディスクの負担が生じる。せっかくRAMディスクに切り離したシステムキャッシュも通常シャットダウンのたびにSSDの"C:\hyberfil.sys"に書き込まれて総書き込み量が消費されるので、「Data」タブの「Synchronize at System Shutdown」を利用しない場合でも通常シャットダウン/高速スタートアップは切るべきであろう。
ちなみに、
を見ると、そもそも物理アドレス拡張(PAE)に対応していない古いマシンではOS管理外メモリを使用できないようである。また、ImDiskはWindows起動後に起動するため、Windowsのページングファイル(仮想メモリ)をRAMディスク上に配置して運用することはできず、VSuite Ramdiskというソフトであればこれが可能らしいと指摘されている。"C:\"の"hiberfil.sys"と"pagefile.sys"は非常にサイズが大きく、休止やスワップアウトのたびにこれらが更新され、ディスクに負担がかかる。この負担を無くしたい場合は、VSuite Ramdiskなどを利用してページングファイルもRAMディスク上で管理するのがよいのかもしれない。

Firefoxのキャッシュをメモリのみにする

わざわざRAMdiskを用いずとも、Firefoxはディスクキャッシュをなしにしてメモリ上のみに変更できる。
FirefoxのキャッシュをRAMに置いて高速化 - Qiita
を参考にした。
"about:config"にアクセスし、"browser.cache.disk.enable;false"を"false"に、"browser.cache.memory.enable"を"enable"に、"browser.cache.memory.capacity"を"-1"(動的)に変更した。これにより、メモリ上のみでサイズ動的にキャッシュされるようになった。

ChromeのキャッシュをRAMdiskに移動する

Google Chrome のキャッシュの場所を移動する
を参考にした。
1.まずChromeを閉じた。
2.次に、
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache
を削除した。
3.次に、管理者権限で実行したコマンドプロンプトで、
mklink /d "C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "R:\Cache"
を実行した。
4.エクスプローラーで"R:\Cache"フォルダと”C:\ramdisk\Cache”を作成した。
5.Chromeを開くと、"R:\Cache"にキャッシュが蓄積されていった。

EdgeのキャッシュをRAMdiskに移動する

Edgeは使っていないが、プリインストールブラウザであり、設定変更が悪影響を及ぼす可能性があるため、キャッシュフォルダの移動は行わなかった。
を参考にして上のChromeキャッシュを移動するときと同様に、
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\MicrosoftEdge\Cache
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\#!001\MicrosoftEdge\Cache
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\#!002\MicrosoftEdge\Cache
をシンボリックリンク化して移動すれば、実現できると思われる。

皆さんもぜひ快適なSSDライフを!

2019/5/4追記
プリンターのドライバを入れようとしたら途中で失敗した。
「設定に必要なソフトウェアがインストールされていません。付属のソフトウェアディスクを使って設定をやり直してください。」
「指定されたデバイスまたはファイルを開けません。」
などと出た。
によると、後者はtempへのファイル展開失敗で生じるらしい。R:\に書き込めないか読み込めないかであろう、まさにImDiskによるエラーと思われた。ImDisk設定を切って再試行すると難なくインストール完了した。
ソフトウェアやドライバのインストール時はTempフォルダの設定は元に戻しましょう
2019.04.27 15:53 | コンピューター | トラックバック(-) | コメント(0) |
GoogleドライブのWindowsデスクトップアプリケーションが、「Google Drive(Googleドライブ)」から「Backup and Sync from Google(Googleのバックアップと同期)」に変わったのは記憶に新しいと思います。この新アプリ、実は既にマルチアカウントに対応しています。
タスクバーアイコンをクリック→縦の「…」をクリック→「新しいアカウントを追加」で、追加できます。ログインに成功して設定を完了すると、以下のようにアイコンが2つに増え、それぞれ独立したアプリのように動作し、エクスプローラーにもそれぞれのクラウドフォルダが並んで表示されます。
google syncマルチアカウントタスクバー 


しかし、このマルチアカウント対応機能には致命的な欠陥があります。それは、2つ以上のアカウントにログインしている状態で「バックアップと同期 を終了」をクリックして1つのタスクバーアイコンを終了したときに生じます。再びログインしようとしても、その方法が見つかりません。「新しいアカウントを追加」でログインしようとしても、「! アカウントはすでに使用されています 選択したアカウントはログイン済みです。別のアカウントにログインしてください。」という警告が表示されてログインできません。
google syncマルチアカウントエラー 







この現象は、以下の要因に起因します。
  • アイコン表示にはログインが必要である。
  • インスタンスのうちの1つずつを終了することができる(アイコンを消せる)。
  • 全終了時にどのインスタンスが残っていたかの状態が保持される。
  • 全終了直前に残っていたインスタンスのみがアプリ再起動時に起動する。
  • 1つのアカウントにログインしているとログインボタンが表示されない。
  • ログイン状態のアカウントはアカウント追加によるログインができない。
  • ログアウトにはアイコンが必要である。
以上により、アイコンを一度部分的に消すとそのアイコンはログイン情報が消えるまでは二度と復活しません。こうなった場合の対策は、再インストールしかありません。その方法を以下に示します。なお、フォルダ統合に不安がある場合は、バックアップを取ってから行ってください。
  1. 「Googleのバックアップと同期」アプリをアンインストールする。
  2. Windowsを再起動する。(再起動しないと登録情報がシステムから削除されないのでログインできるようにならない)
  3. 「Googleのバックアップと同期」アプリを再インストールする。
  4. ログインでき、ダイアログに従ってドライブフォルダの統合に同意する。
~~~2019/06/30追記~~~
コメントをいただきまして、Windows 10で2アカウントログイン済みで2アカウント目のアイコンが表示されなくなった環境で試してみました。その結果、「新しいアカウントを追加」をクリックし、仮アイコンが出ている状態で「すべて終了」から終了し、アプリをプログラムメニューから起動すると第1アイコン・第2アイコンが復活しました!
これでアンインストールを経ることなく第2アイコンを復活させることができます。
ぴょんぴょんさん、ありがとうございます。
2019.02.22 21:16 | コンピューター | トラックバック(-) | コメント(4) |