東方の海

サブカル考察など。

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音ノ木坂学院。神田と秋葉原と神保町の間にある国立の女子高。生徒数不足により廃校寸前。
音ノ木坂学院の位置に関しては邪馬台国並に議論が割れているとは思いますが、個人的には以下の位置とルートの可能性が高いと考えています。

さて、μ'sの9人の住所は、音ノ木坂学院の徒歩圏内です。9人の住環境を見てみましょう。以下、初期設定やSIDの情報も駆使して想像を膨らませていこうと思います。
穂乃果→海未・ことりと幼馴染。神田の老舗和菓子屋の娘であり、両親と雪歩と暮らしている。
海未→穂乃果・ことりと幼馴染。日舞の家元で、昔から両親や親族と共に本郷台周辺に住んでいる。姉?が一人暮らししている。
ことり→穂乃果・海未と幼馴染。両親(母親は理事長)と一緒に学校近くの一軒家に暮らしている?
凛→花陽と幼馴染。両親と兄?と同じマンションに住んでいる?
花陽→凛と幼馴染。両親と同じマンションに住んでいる?
真姫→親がお金持ち。最初は車で送迎してもらっていた?が、μ'sに入ってからは徒歩。
絵里→親が転勤族で東京へ。両親と亜里沙と一軒家?に暮らす。
希→親が転勤族で東京へ。両親はいるものの、マンションにほぼ一人暮らしの状態。
にこ→そこそこ裕福な家庭だったが父親が死亡?4人兄弟でありながら都心のマンションに住んでおり、母親は案外高給な職に就いていると推測される。
こう考えると、りんぱなは毎日一緒に小学校に通ってたでしょう。尊いですね。そういう薄い本ないのかしら。いや、あるに違いない。花陽ちゃんに兄がいる設定はすぐ消されましたが、描かないようにしているだけでまだ兄が存在しうる余地は残っていそうです。ラブライブ!は極力男性を描きたくない作品なので、兄がいる設定を消したのは合理的でしょう。もし兄を描いたとしたら、イケメンな兄なのか、普通の大学生なのか、オタクっぽい兄なのか、それはわかりませんが、ストーリーに影響しないのに存在だけで非難轟々になる可能性がわりとあることから、描かないのは妥当でしょう。
さて、初期の設定やSIDなども総合して見ると、わりと闇な話が出てきそうです。特に、にこママの職業と、海未ちゃんの過去については、闇が深そうです。
にこママについては論拠が少なすぎるので軽く触れるだけにします。にこの「にっこにっこにー」は父親が考案したらしく、家族仲睦まじい様子がわかりますが、父親の消失後、母親の職業は何なのでしょうか。父親消失前から丸の内のオフィスに勤めているのならわかりますが、4人の子供を育てるため退職、父親消失後はにこに世話を任せて自分は水商売を・・・なんていう可能性も捨てきれないところが闇です。
今回のメインは海未ちゃんについて。劇場版で海未ちゃんの描写が特にひどいという感想が結構ありますが、海未が日舞の家元で、家を継ぐのは姉ではなく才能で優れていた海未ちゃんであったという設定がありました。姉は親元を離れており、おそらく日舞の世界から追い出されて親元からも離されて一人暮らしをしている普通の女子学生でしょう。そのような世界があるというのはありえなくはないですが、やはり見た感じ酷な話ですね。
家元を継ぐ海未ちゃんは、早ければ中卒、遅くても高校卒業後すぐ、日舞の世界に収まって俗世から断たれることになります。日舞の家元という設定はアニメの段階では既に削除されていますが、弓道と書道を嗜んでいるのはこの設定からきていると言っていいでしょう。日舞から派生して、弓道や書道も小さいころから教え込まれていたというのはありそうな話です。
海未ちゃんは勉強を頑張ってはいますが、日舞の設定が裏で生きているのなら、おそらく大学に進学することはないでしょう。それか、穂乃果がわがままを言って海未ちゃんは運命を変えられ勘当されて姉が家元を引き継ぐことになるのかと言われても、それは明らかにないなと感じます。とすると、海未ちゃんの高校生活は、普通の女子としての最後の生活になることでしょう。とすると、劇場版で海未ちゃんがネタ要員的な描写ばかりされていたのは、初めて真の意味を持ってくるんじゃないか、と思います。
家元を継ぐ海未ちゃんの責任は重大で、稽古も厳しく、抵抗することはほとんどできません。能力的に劣っていたために家を追い出され孤独に生きている姉に罪悪感を持つことは必至です。また、同時に、継承者としての家からの拘束に不自由を感じているでしょう。スクールアイドルの活動を家から認められているのは、授業や稽古をサボらないという上での許可でしょうが、厳格な家というのを考えると奇跡的だと思います。
そんな海未ちゃんの転機は、穂乃果ちゃんによってスクールアイドルにさせられたこと。子供の頃から穂乃果に引っ張り回されていましたが、高校では、運命を変える力を持つ穂乃果ちゃんに導かれ、学生生活の最後に短い期間ながらスクールアイドルという最高に学生らしいことをできています。海未ちゃんが姉と繋がれる唯一の点は、もはや「女子学生として暮らしたことがある」ことしかありません。実際は無理でも、より女子高生らしいロールプレイをしようとするのはありえます。そう考えると、海未ちゃんはスクールアイドルをすることで救われていることになります。
海未ちゃんが本当に望むのが、普通の女子高生のように親友とたわいもない話をするみたいな時間だとすれば、海未ちゃんは高校卒業まで穂乃果ちゃんたちに付いていければそれだけで十分だし、劇場版のあの描写の真剣にふざける姿勢には納得がいきます。
しかし、仮にこれを正しいとするならば、海未ちゃんにとってμ's解散の危機は、「解散したら自分の学生生活が終わってしまう」という物凄い危機でもあります。その中でことりを引き止めようとしないのはとても勇気があるし、穂乃果にビンタして「失望しました」というのは、高校を卒業したら日舞を継ぐ予定であるという観点からも納得できそうです。
しかし、海未ちゃんがスクールアイドル自体に魅力を感じ初めてもいることについては否定できないでしょう。解散がなく、アイドルへの憧れが刺激され続ければ、もしかしたらことりちゃんのように穂乃果ちゃんに引き抜かれて日舞から逃げ出す可能性もゼロではなかったと思います。
この海未ちゃんの話というか考察は、さすがに薄い本になっていないと思います。裏設定の姉が存在するとしたら、かなりシリアスな話に感じられます。

※この話はフィクションであり、実在の団体等とは関係がありません。また、伝統芸能についての好き嫌いの判断・表明をしているのでもありません。
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2016.02.17 02:33 | ラブライブ! | トラックバック(-) | コメント(0) |
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